ダンボールを心材にして出来た襖で、安価なのが特徴。
バブル期に木材が足りなかった際に代用としてダンボールを使用したこの襖が多く作られ、
その時期に建てられた家だとこの襖が多い。また賃貸などで使われていたりする。
ダンボールで出来ている為、水濡れや湿気に弱く張り替える際に歪んでしまう可能性がある為、
張替は推奨されない。
現在ではほとんど使われていないため、張り替えるようなら新しく作り変えてしまったほうが良い。
確認するのに最も簡単なのは、引手の部分を取り外して直接中を確認するのが確実。
古い物や張替えをしたものの場合中央部分が湿気により浮き上がってくる場合がある。
水分に弱い為、経年劣化による湿気で紙をはがした際に元のダンボールが浮いてしまったり、くしゃくしゃになって
破れやすくなっていたりする場合がある。