各共通で開けにくい閉めにくいなどがあれば、潤滑剤を吹き付けることにより開け閉めが楽になります。
また急に開けづらくなったなどは大抵下部のどこかの破損によるものが多いです。中央で詰まる場合は中央が低くなった可能性が高いです。襖や障子は上部を削り、網戸は外れ止めを下げると改善します。網戸の外れ止めを下げ切っても突っかかる場合は外れ止めを取り外すと改善します多少のがたつきや、隙間などは下部の車がネジにより上げ下げできるので調整することによりなくすことができます。
歪みがひどくなった網戸や障子襖は張替が歪みにより出来なくなるため、買い替えになります。カビがひどい物も買い替えたほうが良いでしょう。網戸では腐食がひどい物や金属の劣化が大きい物が買い替えになります。
襖や障子の敷居に使われる敷居すべりは消耗品で日光で徐々に劣化していきます。耐久の限界がくると割れて浮き上がったり、部分的に取れたりして使い物にならなくなるため、その際は交換が必要です。劣化がひどくなると交換ではがそうとしてもうまく剥がれません。この場合は温風ドライヤーで温めながらマイナスドライバーなどで剥がすと綺麗に取れます。ドライヤーも温度が高いほうが簡単にとれるので直接当てながら剥がすようにしたほうがとりやすくなり、はがれやすくなります。敷居の木材が剥がれた場合スクレーパーなどで削ると綺麗に取れます。