木製ではなく金属製のアルミで出来た障子で、軽くて丈夫。多くの物に高さを調整する機能がついており
ある程度の隙間であれば本体の微調整でどうにかなるのが大きな特徴。
木製の障子よりも張り替えに手間がかかる。
張り替えをする場合、上か下の外枠を外して中の桟を取り出して張り替えるようになっており
外さずに張り替えようとしてもうまく出来ない場合が多い。ネジで止まっている為、ネジの頭を潰さないように
ドライバーは慎重に使う必要がある。ネジのしまりが固いようならば潤滑剤を使用するとよい。
また桟には接着をよくするための塗装がついておりそれが剥がれると紙もはがれやすくなるため
注意が必要。塗装が剥がれてしまった場合新しい紙を貼ってもはがれやすくなってしまう。
また、桟を取り外して洗った後は木製の物よりもよく乾かす必要があり、乾きが不十分だとアルミの桟の隙間に残っていた水分を
新しく障子紙を張った際にその紙が吸収してしまい、接着が甘くなり剥がれる原因にもなってしまうので注意。
障子を枠に戻す際乾きが甘いと外枠と擦れて剥がれるためよくのりを乾かしてから外枠に戻すようにすると綺麗に仕上がる。
総じてアルミの物は木製の物よりも手間がかかり、注意が必要なので張替えの際には時間がかかることが多い。
また枠から桟をはずして張替をするため桟や枠が歪んでいたりずれていたりするとその影響でどれだけ綺麗に
張り替えをしてもたわみや歪みが出来てしまう。